2010年度 社団法人 須賀川青年会議所



社団法人 須賀川青年会議所
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理事長所信

2010年度 社団法人須賀川青年会議所 理事長所信

やるべきことをやる!!



2010年度 理事長 森保明

 今年度、(社)須賀川青年会議所は創立45周年の節目を迎えます。1965年の設立以来、多くの先輩方が定款第3条 目的「本会議所は青年の立場において会員の連けいと指導力の啓発に努めるとともに明るい豊かな地域社会の創造並びに日本の平和と繁栄に寄与し、国際的理解と親善を深める事を目的とする」の下、真摯に粘り強くJC運動・活動を展開され、輝かしい歴史を築かれてきました。その実績・功績・地域社会への貢献度等は計り知れません。ここにあらためて敬意を表し、その偉業に対して深く感謝いたします。
 さて、昨今の(社)須賀川青年会議所を取り巻く環境は大きく変化し、まさに激動の時代を迎えようとしています。サブプライムローン問題に端を発した百年に一度といわれる厳しい経済不況、地球温暖化問題、少子化問題等、社会環境は一層複雑化、多様化しています。また、身近なところでは福島空港問題、地域医療の在り方、公益法人格取得といった課題にもわれわれは直面しています。昨年の衆議院選挙における民主党を中心とする勢力による政権交代、初のアフリカ系大統領となる米国のオバマ政権の誕生は、従来の価値観では到底考えられない出来事であり世の中が大きく動き始めています。
こうした世界的に混沌とした時代を、われわれはこれから生き抜いていかなければなりません。現在、誰もが将来に対して不安を抱きながら生活しています。大海に浮かぶ小舟のように時代に翻弄され、どうしていいのかわからないのが本音です。しかし、われわれは立ち上がり、なんとかこの危機を乗り越えていきます。子ども達の未来は夢や希望に溢れ、明るさに満ちていなければならないからです。
 オバマ大統領は、“CHANGE!(変革)”を訴えて大統領選挙を勝ち抜きました。また、英国の自然科学者ダーウィン(1809-1882)は、彼の進化論の中で適者生存という考え方を主張しました。すなわち、自然界では「もっとも強い者が生き残るのではなく、もっとも賢い者が生き延びるものでもない。最後に生き残るのは、変化に対応できる者である」と。彼の言葉のうち、「者」を「組織」や「まち」に置き換えることで社会科学的にも同様に考えることができます。つまり、常に変化する「環境」や「社会情勢」、「市場」等に適応できなければ生き残れないということです。
 今まさに変動の時です。従来からの考え方が否定されたり、新たな価値が創造されたりしています。こうした時こそ普段からの地道な運動・活動によって“自己変革”に努め、目標に向かって前進することが大事なのではないでしょうか。
 普段からの地道な運動・活動とは、何か難しいこと、新しいこと、風変わりなことを意味するのではなく、「やるべきことをやる」ことと考えます。「やるべきこと」と「やりたいこと」は大きく異なります。「やるべきこと」には責任が伴いますし、時には意思に反する場合もあります。また、それは単調で地味な作業故に途中で投げ出したくなることも多いと思います。しかし、そうした苦労に真正面から愚直なほど前向きに向き合うことで必ず成長の糸口が見いだせると信じています。また、そうした姿勢、大人の背中を子ども達に見せていくこともわれわれの大きな役目の一つだと思います。われわれ一人ひとりがやるべきことをやり、“自己変革”を達成すれば未来はいくらでも変えられるのです。
 私は、今年度(社)須賀川青年会議所を「楽しい」団体にします。青年会議所とは本来「楽しい」場所であるべきです。「楽しい」と「楽」は違います。「楽しい」と「楽」は対極です。「つらい」と「つまらない」も違います。目的をもって、その達成のために苦労すること、その過程がひとつの楽しさではないでしょうか。そして、その苦労が自分を強くするのではないでしょうか。自分と徹底的に向き合い闘うからこそ楽しいのです。「楽なことはつまらない、そして、人を堕落させる。つらいことは楽しい、そして、人を成長させる」と思います。私は、同じ時間と経験を共有し、この「楽しさ」を分かち合える仲間を増やしていきたいと思います。そのために会員の拡大には今まで以上に力を注ぎます。多くの仲間が互いに触発し合い、成長すれば、より充実したまちづくりの運動を行うことができ、地域の人々と夢や感動を共有することができると思います。
 われわれの住む、いわせ須賀川地域には、観光資源・文化遺産・特産品・風土等素晴らしいものがたくさんあります。しかし、前述したように空港問題や地域医療問題といった多くの問題を抱えていることも事実です。それらから目をそらすこと無く、ここに暮らす人々に、このいわせ須賀川地域を「大好き」と思ってもらえるようなまちづくり運動を展開していきます。さらに、青少年健全育成と福島空港の利用促進という崇高な理念の下、多年にわたり(社)須賀川青年会議所の事業の大きな柱の一つである「少年探偵団」も継続して行います。また、今年度は創立45周年の節目の年でもあるので、諸先輩方が築いてこられた(社)須賀川青年会議所の名に恥じぬような記念事業も発信していきます。
こうした事業をひとつひとつひたむきに着実に行う、これこそが私が掲げたスローガン「やるべきことをやる!!」の真意です。
 われわれ(社)須賀川青年会議所のメンバーは皆20代30代の青年であり、まだまだ立派な社会人とはいえないかもしれません。若さ故に、時には誤った判断や行動をとってしまうこともあるでしょう。その際は皆さまからの叱咤の声に虚心坦懐に耳を傾け、私の好きな孔子の言葉「過ちて改めざる、是を過ちと謂う」、この精神で物事にあたっていきたいと思います。しかし、大胆な行動力もまた若さの特権です。物怖じせずにどんどん前に進みます。(社)須賀川青年会議所が魅力ある「楽しい」団体であるために、仲間と共に一年間頑張ります!!

 新しい時代はわれわれの一歩から。



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